そもそもルーレットとは?
ルーレットはゲームの進行をつとめるディーラーが回転させた円盤の中に1つの球を入れて、円盤が止まった場所の数字や色などを予測するカジノゲームの一種です、カジノの中ではカジノの女王と称されるゲームでもあり、その原型となるものは19世紀初めにフランスで完成したもの、そしてフランス語で小さな輪を意味する名称が付けられたといわれています。 カジノ店では、大きなテーブルの上に回転台と数字や色を予測するときに使う数字などが記載されたシートがあり、予測した場所にチップを置いてベットを行ったことになります。参加者すべてが別途し終えると、ディーラーは上部にあるノブを回して円盤を回転させるといった流れで行われるのが特徴です。
ルーレットにはアメリカンタイプとヨーロピアンスタイルなどがある
一口にルーレットといっても、その種類は全部で3つあるのが特徴です。日本の中で主流になっているものはアメリカンタイプで、これ以外にもメキシカンスタイルやヨーロピアンスタイルなどの種類があります。メキシカンスタイルは現代のおいてほとんど見ることがないのですが、基本的にはアメリカンタイプと同じで数字の配列に違いがある地域も存在しているようです。なお、ヨーロピアンスタイルは1~3までの数字と0を含めた37個のポケットがあるのに対し、アメリカンタイプではこれに00を加えた38個のポケットが設けてあるなどの違いがあります。ちなみに、ポケットは球が落ちる区切られた空間を意味するものです。
アメリカンタイプには00のポケットがある
アメリカンタイプは日本の中で遊ぶことができるルーレットの種類、ヨーロピアンスタイルとの大きな違いは00のポケットがある点です。00が一つ増えただけなどのイメージを持つ人も多いかと思われますが、控除率はアメリカンタイプが約5.26%でヨーロピアンタイプの倍であり、ヨーロピアンスタイルのルーレットで勝負するよりも倍の早さで負けになるなどのリスクを持ちます。ちなみに、控除率は胴元の利益を意味するもので、ある賭けに勝利したとき本来受け取ることができる配当から差し引かれる金額、簡単にいえば手数料に相当するものです。ただ、配当金はヨーロピアンスタイルよりも大きいため、一獲千金を狙うのであればアメリカンタイプだと考えている人も多いようです。
日本で遊ぶことができるルーレットは、1から36までの数字と0および00を含めた38個のポケットを持つ円盤で行うアメリカンタイプです。ヨーロピアンスタイルよりも1つポケットが多いので配当金の割合が大きくなるなど、アメリカや韓国などの店舗で採用されています。